お得に旅するための旅行費節約術

ETCとは

ETC(Electronic Toll Collection System)とは、有料道路自動料金収受システムのことで、高速道路の料金所渋滞解消を目指して導入された仕組みです。

平成13年より運用が始まり、現在では高速道路を走るクルマの約70%が利用していると言われています。

ETCを利用すると、クルマに取り付けた車載器と料金所のアンテナが無線で交信することで、クルマは料金所をノンストップ(通過時の速度は約20km/h以下)で通過することができます。

通行料金はクレジットカードの機能を利用した後払いでの支払いになります。

ETCの魅力とは

なんといっても一番の魅力は、料金所をスムーズに通過できることです。

毎日必ず道路交通情報が放送されるほど、高速道路の渋滞は万年化しています。道路の渋滞は、経済的なマイナスだけではなく、事故の増大、また近年深刻化している環境問題にも悪い影響を与えます。

渋滞の原因には様々なものがあり、これまでも解消するために工夫されてきました。たとえば、上り坂の手前で速度低下注意のかんばんを見た事がありませんか?そんなちょっとした工夫で、渋滞の原因を減らすことができます。それでも渋滞解消にとって最後の砦となって立ちはだかっていたのが、「料金所」なのです。

これまで料金所では、必ず停止して料金を手渡ししなければいけませんでした。そうすると、財布をさがしている間に後ろに列ができてしまい、交通量の多い日には渋滞になってしまいます。とくに、普段運転しない人が多く高速道路を利用する、ゴールデンウィークやお盆などは、30kmを超す渋滞が当たり前なので、例年、行楽シーズンのニュースのネタになってしまっています。

料金所で並んでいる人達を横目でみながらETCレーンを通過する時は、ちょっとしたVIP気分を味わうことができますよ。

ETCがないと首都高を走れない?

また、首都高速道路等では、ETC非対応車は通行できなくなる可能性があるようです。

高速道路の乗り継ぎの際に首都高速を使う事も多いと思います。ところが、近い将来にはETCを利用していなければ、通ることができないために一般道へ下りないといけなくなります。

時間がかかるのは都心部なのですから、肝心なところで損をしないためにも、ETCを利用する必要があります。

ETCには、他にもメリットがあります。どんなメリットがあるのか見ていきましょう。

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