割引クーポンを活用する

旅行に行くことを決めて情報収集を始めるとき、旅行雑誌を買って計画を立てるという方は多いと思います。旅行雑誌には旅館の写真が多く載っており、どのような宿なのかイメージしやすいようになっていますね。日帰り温泉や史跡、観光名所の特集が組まれ、地図もありますから便利なものです。

でも、その旅行雑誌に付いている割引クーポンは、活用されていますか？

動物園が300円引きになったり、日帰り温泉が半額になるものなど、お得な割引クーポンはたくさんあります。

また、街で夕食をとられる際には、ホットペッパーなどの無料情報誌があちこちにおいてありますので、手に取ってみてください。同じように割引クーポンがついています。

こうやって一日中いろいろな割引クーポンを使っていると、数日間の旅行でけっこうな金額を節約できます。

提示するだけで割引クーポンになるクレジットカード

「コスモ・ザ・カード・オーパス」新規入会特典でガソリン500円相当分プレゼント

コスモザカード　オーパスはコスモ石油が発行するクレジットカードです。このカードはイオンと提携して発行されているためイオンカードと同様のサービスを受けることができますが、その中には全国のホテルやレジャー施設などを「優待割引」で利用できるというものがあります。例えば、ワーナー・マイカル・シネマズの一般映画料金が、カードを提示するだけで３００円引きになるなど、持っているだけで得します。

このカードは利用の有無にかかわらず年会費が無料です。近所にコスモが無くてまだ作っていないという方も、便利な割引カードとして作っておくといつか役に立つのではないでしょうか。

↓下のバナーから公式ホームページで入会申し込みができ、優待施設一覧も見られます。

インターネットのオークションサイトで入手する

Yahoo!オークションのトップページ左側にある「カテゴリから探す」で、「チケット、金券、宿泊予約」→「優待券、割引券」と進みます。すると、「交通」「施設利用」「宿泊」などに分かれていますので、目的のカテゴリを選択します。

「交通」では、航空会社や鉄道会社の株主特別優待券などが出品されています。例えば、ANA（全日空）の運賃が５０％OFFになる株主特別優待券が約5,000円で、JR東日本の普通片道乗車券と片道の特急券・急行券、グリーン券、座席指定券が１枚使用で２０％、２枚使用で４０％ＯＦＦになる株主優待割引券が１枚あたり約2,000円で出品されています。

「施設優待」では、遊園地、テーマパーク、ゴルフ場、スキー場、フィットネスクラブ、プール、ボウリング場、水族館、動物園、美術館、博物館などの割引券や入場券が出品されています。

「宿泊」では、各地のホテルの宿泊券が出品されています。それはそれで安いのですが、宿泊したいホテルの候補があれば、ぜひホテル名で検索してみてください。たとえば「帝国ホテル」で検索すると、意外と知られていないと思われる優待券が出品されています。

帝国ホテルは国内ホテルの御三家に挙げられ、その中でも日本を代表するホテルとして有名です。各種割引プランが一休などの宿泊予約サイトで提供されるようになり手頃な値段で宿泊できるようになってきましたが、通常料金での宿泊費は高額です。帝国ホテルでは「インペリアルクラブ」という会員制度があり、会員に対して宿泊優待券をプレゼントしています。
その優待券が、２００円前後で出品されているのです。スイートの宿泊が５０％OFFになるものまでありますので、かなりお得です。

これを利用すると、宿泊予約サイトの割引プランより安くなるケースも多いようです。チェックしてみたところ、宿泊予約サイトの割引プランが本館インペリアルフロアスイート（58平米）を79,000円に設定しているのに対して、優待券を利用すると47,250円になりますので、３万円以上安く宿泊できます。タワー館スタンダード(31平米）でも予約サイトと比べて2,500円ほど安くなるようです。まずは両方の値段を比較して、お得な方を選んでみてください。

Yahoo!トラベル
Yahoo!オークション

旅行雑誌

書店でおいてある国内旅行雑誌は、ほとんどが「るるぶ」と「じゃらん」だと思います。小さな書店では、それ以外の雑誌をあまりおいていないのではないでしょうか。おとなのいい旅は、コンビニエンスストアでもおいてることが多いです。

大体の情報は、上の３誌で足りると思います。

割引クーポンも多くついていますから、遊びに行く予定の場所のものが無いか見てみてください。

雑誌は店頭のよれよれのものを買うよりも、ネットで買って取り寄せたほうがきれいで気分が良いかもしれませんね。

るるぶ	旅行情報誌と言えば、JTBパブリッシングが発行する「るるぶ」ですね。各地の観光情報を、県や地域ごとに分けてまとめており、これを１冊持っていけば、困ることはないと思います。デメリットとしては、逆に多くの人が同じものを見ているため、よさそうな店を見つけても混んでいることが多いことです。

じゃらん	リクルートが発行している見やすい旅行誌が「じゃらん」です。るるぶとは違って、県別ではなく主に地域別に発刊されています。値段も安いです。

おとなのいい旅	「おとなのいい旅」もリクルートが発行している雑誌です。私が最近好きでよく購入するのがこの雑誌です。じゃらんと同じように地域別になっています。特集も興味をそそられるものが多く、写真も美しいので、旅行の予定がなくても見ているだけで楽しくなります。（残念ながら休刊）

無料の情報誌「ホットペッパー」は、コンビニや居酒屋の前においてあることが多いです。繁華街を少し歩けば、すぐに見つかると思います。

掲載されているお店に持っていくと割り引いてくれることがあるので、晩ご飯を食べるお店を探す時には、参考にしてみてください。

ホットペッパーでは無料のメルマガも発行しているので、登録して前もって情報収集することもできます。

お得に旅するための旅行費節約術